2008年11月23日日曜日

[Dion Almaer] パワーユーザであるという事が糞いまいましくなる事が時々あるものなんだとiPhone 2.2で思った

(原文: Being a “power user” really sucks sometimes as iPhone 2.2 reminds me

君がたいていの場合は少数派に属するというのであれば、パワーユーザ(上級者)であるという事は糞いまいましい事だ。販促の人たちは釣鐘状曲線(訳注: ユーザスキルに関する正規分布曲線のことかと思われる)の中央に到達するとウハウハして喜び、一方、君はわずかな仲間たちとともに端っこの方で群れを作ることになる。

私に再びこんなことを思い起こさせたのは、iPhone 2.2 アップデートがこんなものをつきつけてきたからだ:




なるほどな、検索アイコンが画面右側でえらく表示スペースを食っているということを認識していないやつがいるということか。「ふつうの」ブラウザと同じように表示し、これでみんな理解してくれると踏んだのだろう。でも私はこう思ったのだ、再読込/読込中止アイコンの付いたURL欄が、私に取っては何の意味も無くそしてばかでかいだけの検索ボックスによってぶちこわしにされている、とね。

もし諸君がこの状態を元に戻せるならば問題ない。about:config は不要だ(訳注: Firefox では隠し設定を行うための about:config という URL があるが、そういったものは不要ということ)。しかし Apple は我々にそういったことをしてくれない。我々はジョブス教徒の社会に住んでおり、教祖の見るものと我々の見るものは一致している。今回のアップデートでもまだ改善されていないもう一つの不満点は...これは開発陣に対してずっと期待し続けてることなんだが、あの糞キャッシュをなんとかしてくれということだ。たのむから私のページを保持する程度の容量は割いてくれよ! 貧弱な回線を利用するモバイル版ブラウザでは何にも増して必要な事じゃないか。もっとがんがんキャッシュしてくれよ! JavaScript とスタイルシートもキャッシュしてくれよ! 百歩譲って、少なくとも「戻る」ボタンを押すとまた全部取得し直すまで待たされるというほとほと厄介な仕様はなんとかしてくれよ、頼むわマジで。なんで about:config でキャッシュ容量とキャッシュルールを設定出来ないんだよ? :(

こうした常識(訳注:変な常識)は Apple 製品のいたるところに見られる。Apple はしばしばこういった点に関して、技術者連中が一般ユーザでも手を出せる Apple prefs 画面からそういった設定項目を隠してしまうからなんだ、と言い逃れをする。UNIX ならばこういった点に関してはいくらか光明がある。開発陣は他にもいくつかの設定項目、J 氏が綿密に調べたユーザインタフェースには出ていなかった設定項目について、こっそりと我々に打ち明けることが出来るのだろう。

あーあ、やめたやめた。同じように感じた人はいないかな? Linuxを試してみる時が来たということなのかな? いやいや、私はそれほどトチ狂っちゃいないよ ;)

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