2008年11月9日日曜日

[一言居士] 厨発言

もういい加減「全否定か全肯定か、どちらかしかない」というのはやめにしないか?

少なくとも俺たち日本人は、多神の国という土壌が育んだ伝統の上に魂を置いている。それを否定して原理主義を持ち込んだ結果、どうなった? 唯一の結論が出せない、白黒付けて安堵することが出来ない、というのがそんなに苦痛か?

いいじゃねぇか、迷い続けたって。

だって俺たち「死すべき人の身」は、嫌でもその時点その時点での結論を出し、その結果を引き受けなければならない存在なのだから。

それに、単に「考える」という事以上に、「考え続ける、悩み続ける」という事が人生の無聊を慰めるものだということは、諸君も良く御存知のはずだ。どうせ暇つぶしなんだ。暇つぶしのネタとしてはもってこいじゃないか。原理主義という麻薬がもたらす虚構に安住し、考える事を放棄するなんてのはご免蒙るよ。

俺たちの住むこの世界は、天国の持つ地獄的なまでの安穏と地獄の持つ天国的なまでの波瀾万丈とを併せ持つ、実にエンターテインメント性に富んだ、煉獄という名のテーマパークだ。楽しもうや。

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