2008年12月16日火曜日

[Dion Almaer] シリコンバレーにもまだ男女差別主義者がいるのか? Marissa は誠実さというものを我々に示しているだけなのに


(原文: Still sexist in the valley? Marissa shows that to be true)

Valleywagが記事を書いている。彼女が「格下と結婚」するという記事だ。

なんでそんなことが言えるんだよ? Valleywagは結婚相手について、こんな事実無根の主張をしている「(彼の行っている業務は)富裕層向けアパートの購入/管理業務、そして彼が図々しくもPE業務と称するものだ(訳注: 日本ではハゲタカ・ファンドと目される事が多い)。"Montara Capital Partners" というのが彼の会社で、社名から彼はベンチャー投資家であると思われる。彼は弁護士でもあるのだが、弁護士と言えばシリコンバレーの社会階層で言えば最上段から数えて明らかに数段下にあるという類のものだ」

あまりにも不愉快な書き方だと思わないか? 母親は子供が弁護士になることを誇りに思わないものだと世間では認識されている、とでも言うつもりかよ :/

Valleywagは明らかに男女差別主義者だ。周りを見ても「とあるビジネスマンXが格下の相手と結婚した。なぜ格下かと言うと、財政状況がX氏ほどでないからだ」といった報道を目にした事があるか? ねぇよ。んなもん見たことねぇ。結婚相手が同業者であったり稼ぎが同等でないと格下だなんて誰も思わねぇよ。

生涯の伴侶を見つけるのは大変な事だ。もしMarissaが、マクドナルドでハンバーグをひっくり返すのが仕事という人と出会い相思相愛になったとしても私は二人を祝福するよ。この野郎うまいことやりやがったな、ともね。

彼は実にうまいことやってのけたと誰もが言わざるを得ない、それだけのことだ。魅力にあふれ・お金持ちで・力強い。頑張ってね御二人さん!

ちなみにMarissaに関してはこっちの記事を読む方がずっとマシだよ。


訳者コメント:
Marissa MayerはGoogleの検索・UX事業部長。CrunchBaseでの紹介はこちら。ご存知かとは思いますが、一応。

DionがValleywagの元記事へのリンクを張らなかったのは、Valleywag自体がNoScript(Firefoxプラグインのことね)でXSS警告が出るような代物だからだろう。いまのところ記事名の"Google exec Marissa Mayer engaged”でググればトップに出てくるので、対策済なかたはどうぞ。

Valleywagは、TechCrunchでマイクが書いたぶち切れ記事からも窺えるように、自らゴシップ紙を名乗り下衆っぷりをアピールしていた訳だが、先日活動停止の報があった。久々にメシウマな話だったのに、まだこんな記事を垂れ流しているわけだ。

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