2008年12月12日金曜日

[37signals] 美しくデザインされたもの: Olivetti社 Lettera 22

(原文: Beautifully designed: The Olivetti Lettera 22

最近、ここシカゴでお宝を手に入れました。Post 27に出品されていた新品同様のOlivetti社 Lettera 22です。これがですね、畏敬の念を胸に毎日しげしげと眺め回さずにはいられない逸品なのです。

持ち運び出来るタイプライタの典型として作られたこの品は、堅牢かつ軽量な鋼で作られ、ミニマルかつシンプルなデザインになっています。キー下部には、重りや金属板といった追加物はひとつも無く、あるのは空気だけ。タイプライターが入ったケースさえもが一切無駄な場所を取らず、底部は平らでタイプライタ底部と水平に合わさっており、蓋部はタイプライタとぴったりな位置にチャックが付いています。

このタイプライタは私に、80年代に祖母が使っていた電子式タイプライタのことを思い起こさせました。大きくかさばっているために机の半分を占拠していた、1トンはありそうに見えたタイプライタの事を。もちろん、役には立ったんでしょう。修正液で固まってしまったバックスペースキーとかがあったにせよね。でも、それらのうち本当に必要なものがどれだけあったでしょうか?行末を知らせるベル・笛や電子式修正液は創作心を台無しにするだけのものであり、最もシンプルでエレガントな解決法たりえないものなのです。

(訳注: Lettera 22の画像がいくつか紹介されています。原文の方でご覧ください)

0 件のコメント:

コメントを投稿