2009年2月20日金曜日

[37signals] マルチタスクは凡人への近道

(原文: Multitasking is the fastest way to mediocrity)

最近、仕事に忙殺されている。何が原因かは見当もつかないが、この10日間ほどというもの、3つの案件をこなしている。書類作りに管理業務に設計業務に見積業務に執筆業務に雑務。

散らかし放題の机。アイコンでいっぱいになったデスクトップ画面。あふれ返った電子メール受信箱。連絡をつけなければならない人の一覧。100件はありそうな決断事項。

愚痴を言ってるわけじゃない、事実を認識しているだけだ。こういった状況を鑑みてわかったのは、マルチタスクは凡人への近道だということ。物事というものは、全力を注ぎ込まないと駄目になる。

最近こなしている業務には、全神経が研ぎすまされるあのスリル感が無い。

これは打開策ではなく注意書きのようなものだ。もし大きな仕事を為そうというのであれば、一つの事に集中することだ。一つの事を終えてから次に取りかかるのだ。これはすなわち、まわりの人が期待するほど物事を手早く片付けられなくなるということだ。まわりの人が、一つの事にかかり切りになるなと口出ししてくるということだ。だが、山積みになった業務をやっつけ仕事や浅はかな決断でこなしたところで何の値打ちも無い。

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