(原文: The first-to-market myth)
懸念: 他の誰かが私を打ち負かすべく市場に参入してくるので(もしくはすでに参入済みなので)私は現在の地位を失うだろう
実情: ビジネスの世界では、どんなニッチな市場であれ、多くの勝者が共存しうる。成功を収めている靴屋・イタリアンレストラン・家具メーカーの数を見れば一目瞭然。どんぐりの背比べから抜け出すための何らかの策を諸君が実行していれば、競合他社がひしめく分野でも上手くやっていける。その何かとは、価格設定・スタイル・原材料・人間的魅力・経営姿勢・語り口の見事さといったものかもしれない。諸君の会社を比類なき会社として確立する方法は山ほどある。
一番乗りについても同様のことが言える。こだわることはない。大当たりするビジネスの定石は「残り物に福がある」ということだ。Google は世界初の検索エンジンではなかった。VHS は遅れて市場に参入したのにも関わらずベータを引きずり降ろした。一番乗りする事よりも重要な事がいっぱいあるのだ。
2009年11月10日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿