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2010年5月1日土曜日

[メモ] Mathew Ingram氏の卓見

[GigaOM] Carol Bartz Is Right: Google Does Need to Diversify

単なる宣伝用バズワードに成り下がった偽りの「オープン」に疑いを抱く私にとって、"Open vs. Closed: In the Ongoing Battle Over Control, How Much Is Too Much?” から始まった、Ingram 氏による一連の "Open vs. Closed" シリーズは実に示唆に富んだ逸品であり、遅まきながら、氏の発言に注目するようになった。

この記事は "Open vs. Closed" シリーズとは別物であるが、Yahoo の CEO である Carol Bartz 女史の BBC 向け談話を採り上げてその趣旨に賛同するとともに、鼻の利く市場関係者のコメントを2つ紹介し、Google が直面している危機的状況を明らかにしている。過去最高の収益という眼前の事実だけを見ていると、水面下で着実に進行している危機を打開出来ずにいる Google の焦燥感を見落とす事になるということなのだ。氏の "danger of imploding" という表現は、単なる「体制の危機」というよりは、赤色巨星が自らの重力に押しつぶされる様を思い起こさせる。

ゴシップと提灯記事の寄せ集めになってしまった TechCrunch などとは明らかに一線を画する、クオリティペーパーたるにふさわしい GigaOM の品位は、Ingram 氏のような卓見の持ち主によって支えられているのだろう。

2009年11月29日日曜日

[TechCrunch] 工作員乙

[TechCrunch] Smartbook Says Bloggers Can’t Use The Word Smartbook Anymore. Smartbook.

TechCrunchの増長ぶりについては、アクトン卿の言葉を引くまでもない。大きくなりすぎるとこうなるという良い見本であり、マスゴミと何ら変わらない。この記事が出た翌日にも傘下のCrunchGearで相手のSmartbook AGを"patent troll(特許ゴロ)"と罵る粘着ぶりを見せている。

本件については「Netbook商標騒ぎの再現か?」という視点から夏頃に話題になっていたが、Psion vs. DELLのNetbook商標争いとは事情が異なっている事を認識しておく必要がある。Netbook作りについては「まったくやる気がございません」だったPsionと違い、Smartbook AGは実際に製品作りに取り組んでおり、何よりも社名という代紋がかかっているのだ。

おおかた、商標使用料なんて払いたくねぇよwというQualc○mmがドイツでの訴訟にビビってTechCrunchに手を回しているのだろう。気になるのはTechCrunch Japanでは未だにこの記事の訳出が無いという点だ。日本においては「目の付けどころ」辺りがこの係争自体に蓋をしようと画策しているのだろうか。

やれやれ、メディアが紙からビットに変わっても「ヤクザ vs .ヤクザ」という図式は変わらんね。たけしの挑戦状かよw


追記: Geek And Pokeでもこの件が取り上げられている。これってSmartbook AGに対するホメ殺しにも見えるんだが・・・文字通りに受け取って良いのだろうか?

2008年11月7日金曜日

[TechCrunch] おそらくMicrosoftは、本気でIEをWebKitベースにしようなんて考えてない

[TechCrunch] Microsoft Probably Not Really Considering WebKit For IE

今日はバルマーの日か何かなのか? とりあえずIEなんてどうでもいいので、ふーん、で済ませたかったところなんですが、ソースのTechworld記事にあるバルマーの発言
"That's cheeky, but a good question, but cheeky,"
に痺れました。これ、まじすか? cheekyには「生意気だ」と「(生意気だけど)面白い」の両面あるけど、この場合はどう見ても、
「生意気だぞゴルァ。まぁ、良い質問ではある。でもやっぱり生意気だよオメーはよ」
ということでして、バルマー、あんたやっぱりクッパ大王でしょw

それにしても、質問した学生さんはどんな顔してたんでしょうね、こんな言われ方して。なんか邪推しちゃうですよ「イベント会場はまるでカルトの集会みたいな雰囲気で、教祖様のお言葉には誰も逆らえなかった」みたいなw

ちなみにPower to Developersイベントに関する公式ページが、これまた強烈です。ステキ過ぎます。"Liberation Day"って、それは何の洒落ですかw

2008年11月6日木曜日

[TechCrunch] MicrosoftのBizSparkは無料のソフトウェアとサービスでスタートアップ企業を「抱擁」する

(原文: Microsoft BizSpark Embraces Startups With Free Software, Services

Microsoftはスタートアップ企業向けにMicrosoft製品に基づいたサービス構築を支援するBizSparkというプランを発表した。

Webサービス構築を必要とするスタートアップ企業が求めるほぼ全てのものが、3年間無料で提供される(提供されるツールとソフトの多くは、MySQL等のオープンソースプロダクトと競合関係にあるものばかり)。戦略的新規事業推進部長であるDan'l Lewinが運営するこの計画は包括的なもので、これによりスタートアップ企業はフル機能版の開発ツールやサーバ製品ライセンスに関し、何の先行投資もなしに利用出来るようになる。BizSparkは必要なテクニカルサポートについても無料で手を差し伸べる。

契約書には小さい字でこう書かれている:  BizSparkによるサポートを希望するスタートアップ企業は、ベンチャー投資家やコンサルタントといった専門家ネットワークを通じて、前途有望な会社であるとして話題に上っていること。認可にあたって、最低3年の業務期間と企業収入が百万ドル未満であることが求められる。

スタートアップ企業が手にするもの: 無料かつサポート付きの、Microsoft勤製、オープンソースソフトウェア代替品。Microsoftは自社のソフトとサービスを利用するエンジニアの群れを調教し、3年の無料期間が終了して支払いが生じたあかつきには、こいつらを囲い込むことが可能になる。スゲー。



訳者コメント: この件に関しては、なんかもう「MS必死だなw」ということで片付けちゃっていいんじゃないでしょうか。ていうか、もしかしてここは笑うところですか?「はなしませぬぞ〜」って、源平討魔伝の鬼姫かw