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2010年5月27日木曜日

[Geek And Poke] たしかに頭髪も似て来た

[Geek And Poke] The Quick Start Guide For The NCC-1701-D, Chapter 6

ボーグが諸君を同化しようとした場合、ビビらずに small talk(世間話・雑談)でもしときゃ充分ですよということですな。スモールトークといったらアラン・ケイを真っ先に思い起こすというのが我々ギークの悪いクセなんでありますが、その辺の機微も作者さんは良く御存知でいらっしゃる。どんどんピカード頭になりつつある S. Jobs もぴったりハマってますし、iAd の強化の為にはボーグテクノロジーが必須というあたり、実に上手いなぁと感服仕った次第であります。

ネタにマジレスというのも大人げないんですが、ボーグの皆さんは心が虚ろで寂しいからこそソーシャルな生き物になれるのだ、と、アンチソーシャルオヤジであるわたくしなどは常々思っております。ディック的に言えばインターネットは21世紀のエンパシーボックスなわけでして、モバイル化の進行により一層ボーグ化が進行しつつあるということです。まぁ、なうなう言ってる人たちは気をつけたほうがいいよってことですわw

2010年1月22日金曜日

[メモ] わかるよ、わかるけどさ

『ツンデレ相対性理論』なんですが、やはり数式そのものに萌えてこそだと思うわけです。そこにツリ目や貧乳というイコンを置くことで達成されるのは、目的(理論)への接近ではなく手段(イコン)への接近でしかないと思うわけです。カスガさんが描く『虚航船団』に萌え狂っている私が言うのもなんなんですけどねw。虫ピンの話なんかもうね、いい歳したオッサンが夜中にボロボロ泣いてしまったわけでして。

筒井御大の目的は、物語云々より記号そのものに対する感情移入の可能性を問うことであり、それは充分に達成されているのですが、カスガさんの目的は、最初から萌え絵という感情移入しやすい記号を用いることで物語を掘り下げることにあるように思えます。その姿勢は DADoES を BLADE RUNNER に仕立て上げた HAMPTON FANCHER を私に思い起こさせるんですわ。オマージュってのはこうでなくちゃね。

2009年8月28日金曜日

[メモ] インターネットはエンパシーボックスの夢を見るか?

久々にディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を読んで気付いたのは、インターネットとそれに接続された各種端末はまさにエンパシー(共感)ボックスなのだということ。携帯なしでは孤独でいたたまれない人々と本書の登場「人」物は完全にオーバーラップしている。たとえそれがかりそめであり虚構だとしても、人は人とのリンクを求めるものらしい。

まぁ、このネタ自体はもはや言い尽くされた感もあり、現実はというと「インターネットは人類補完計画の夢を見るか?」に至ろうとしている。人は人であるために人の姿を捨てなければならぬという命題の真偽値が判明するまであと最低6年は待たなければならないはずだったが、昨今の状況を見ると前倒しもありかもという気がしないでも無い。