- 文庫本なんかは、そのモビリティの高さ・UI 完成度の高さ・解像度の高さ・消費電力の低さ等から言って、ほぼ最強である。少なくとも解像度で言えば、とりあえず一般的なカラー印刷品質であれば 350dpi は必要なわけで、iPad の 132dpi 程度では話にならない。
- 書き込みが出来ないうちは「自分の本」とは言えない。書き込み(マーキング)とは、コンテンツに対する個々人のコンテキスト付与であり、その名の通り「匂い付け」であり、それが出来ないうちは自分の本と呼ぶに値しない。
ということで今回の iPad に関しては、Audio/Video 視聴におけるテキスト・ビジュアル要素(CDのオペラ対訳なんかにはぴったりだ)に関する UX 改善をメインとして直近のネタを消化しつつ、次世代書籍への踏み台として、本体だけでなくサーバサイドも含めた新たな読書 UX というものを考えていく素材としたい。やっとハイパーテキスト環境の本命が出てきた感じで、オラわくわくしてきたぞw
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