2011年2月18日金曜日

[Geek And Poke] 上手い、上手いなー

[Geek And Poke] Dinosaurs

まぁ言うまでもないだろうけどコレのことね。成功体験ってのは、ホント、害毒にしかならんもんなんだな。そんなもんさっさと棄てて次のネタに取り組むっていう姿勢が無いと、この2匹のように滅んじゃうよw

2011年2月12日土曜日

[Nokia] こういう時こそ「急がば回れ」だろうに

[Nokia - Press release] Nokia outlines new strategy, introduces new leadership, operational structure

じっくり腰を据えて企業体質のリファクタリングに臨むという発想は無いようだな。溺れるもの云々とは良く言ったものだが、その掴むものは、大概、藁なんだわ。合掌w

まぁ「共倒れキボンヌw」なAppleとアンドロ軍団にしてみりゃまさに漁父の利で、してやったりと言ったところでしょうな。

2011年2月4日金曜日

[Google] 侠気 and/or 狂気

[DARING FIREBALL] Motorola Cliq XT Won’t Get Android 2.1 Upgrade
すげー、アップデートもコマンドラインから行えとおっしゃるか。さすがはGoogle先生、漢汁あふれまくりですね。しかもこのネタ、ラスボスのAndy Rubin提供かよ。なるほど、これが彼らの言うところの「オープンw」というものなのかー。ちうことで「死ぬまでガジェットオタ相手に商売してやがれですぅ」

2011年2月1日火曜日

[Google] どこがオープンやねんw

[INSIDE GOOGLE] Consumer Watchdog Calls On Google To End Secrecy As Lobbying Tops $5.2 Million

SANTA MONICA, CA — Consumer Watchdog today called on Google to end the secrecy surrounding its lobbying efforts in Washington after the Internet giant refused to release an 89-page presentation it is showing to policymakers and regulators in the nation’s capital.

→カリフォルニア州サンタモニカ発 - Coonsumer Watchdogは今日、Googleがワシントンの政治家や監督機関向けに発表した89ページからなる資料の一般公開を拒否したことを受け、ロビー活動に関する秘密主義を止めるよう電話で要求した。

The call came as the Internet giant’s lobbying spending soared to $5.2 million in 2010 from $4.03 million in 2009.

→この電話はインターネットの巨人がロビー活動に費やした額が2010年には前年の403万ドルから520万ドルに上昇した事を背景にしたもの。

“Google hypocritically calls for openness and transparency for everyone else, but refuses to hold itself to the same standard,” said John M. Simpson, director of Consumer Watchdog’s Inside Google project. “I asked for a copy of the presentation and was refused.”

→「Googleは、他人に対してはオープン性や透明性を声高にまくしたてるが自分自身に関してはそういった規範に則る事を拒否するという偽善者だ」と、Consumer WatchdogのInside Googleプロジェクト監督であるJohn M. Simpson氏は述べる。「資料のコピーを要求したが拒否された」

さっそく来ましたよ先生w。520万ドルという額は、同じくInside Googleの別記事にもあるように、YahooとFacebookとAppleのロビー活動費を合わせた額より多い。別記事では516万ドルとなっているが、いずれにせよ巨額であることには変わりない。まぁ、中味が無い企業ほど政治献金をせっせと行うというのは洋の東西を問わないようで、微笑ましい限りであります。いやぁ、盛り上がって参りましたw

[メモ] Motorolaはもはや完全に「いらない子」



CGがチープなのは、まぁ良しとしよう。おそらくコスト削減の為に、小学生が自由研究で作ったものをそのまま使ったんだろう。でもさ、何なのよこのクソな内容は? 瑣末なスペック向上と現実的施策が全く見えて来ないイミフメな煽り文句だけがウリって、お前らやる気あんのか? ということで「XOOM終わったなw」

[メモ] John Gruberと華ちゃんの共通点

"claim chowder" シリーズなんかを見れば一目瞭然なんだが、John Gruber のバカ検知能力はずば抜けている。正しい知見とか、炭坑のカナリアのような「センサー感度の卓越性」といった観点からの説明も可能なのかもしれないが、どうもそれだけでは済まされないように見える。華ちゃんのゾンダー遭遇率の高さやイーナスの女神能力と同様、もはや「何らかの特殊能力」としか思えないレベルなのだ。いやマジで。

[Samsung] は〜りぼぉて〜はりぼ〜て〜w

[WSJ BLOGS] Samsung Galaxy Tab Sales Actually ‘Quite Small’

DARING FIREBALLでこの記事を見てコーヒー噴いた。案の定にも程があるってのwwww。まぁ、出荷台数を売上台数として発表するという、あの連中にはアリガチなパターンでありまして、実際の売り上げは「極めて少ない」という実におめでたい数字になっているようです。あ〜あ、オレ知〜らねw

2011年1月29日土曜日

[GigaOM] エジプト政府はいかにしてインターネットのスイッチを切ったか

[GigaOM] How Egypt Switched Off the Internet

従来ならば
  • 国境に相当する部分のルータを切って外部に対して国内を密閉状態にする
  • ISP接続部分のルータを切ってユーザ側のアクセスを遮断する
という手法が採られていた。ビルマの軍事政府が2007年に採った方法は後者。ISPが2社しかなかったから。

これらの手法ではインターネット接続遮断は即時実現ではなく漸次進行するのだが、今回エジプトでは採られた手法は、接続の90%が正確に同時刻に切られたということからみて、従来手法のいずれにも該当しないようだ。どうやらグローバルルーティングテーブルからエジプトを完全にワイプするという手を使ったらしい。トレンドマイクロのRik Fergusonによると
  • DNSレベルで、.eg(エジプト)ドメインを引けないようにする
  • アドレス直打ちに対抗するため、BGP (Border Gateway Protocol, RFC 4271)を利用してISPのIPアドレス通知(RFC 3392)を遮断する事でISPをネットワークから消す
という手が使われた模様。

いやぁ、面白いもん見せてもらいました。GigaOMもKevin, Kim, Katieといった太鼓持ちばっかりじゃないんだぜwということですな。

で、何が言いたいかと申しますと「やっぱ、RMSは正しかった」ってことなんですわ。依存というものは絶対にゼロには出来ないけど、ゼロを目指そうという努力は忘れちゃいけないよってことですな。いっこ前のエントリでもclout(拳)を振り上げたけど「より邪悪なクライアントサーバアーキテクチャとしてのクラウド、すなわち囲い込み手法としてのクラウドは、今回エジプト政府が採用したような手法をより上のレイヤで遂行可能にするもの」なんですぜ。

[メモ] cloud に clout

てゆーかさ、クラサバに毛が生えた程度な旧態依然のアーキテクチャをクラウドクラウドって持ち上げる風潮って、ホント、どうよ? クラウドはFF7だけで沢山じゃ。

[Google] お前が言うな

[Google Official Blog] Celebrating Data Privacy Day

「今日は、今年で4回目を迎える『データプライバシーの日』です。今や良き伝統としてすっかり定着しましたね」って、なにそれ? 皮肉? プライバシー軽視発言で顰蹙を買った前科を棚に上げてのこの他人事ぶり。シュナイアーに怒られたくせに、結局何の反省もしてないと見える。また John M. Simpson にどやされるぞ。てゆーか、連日どやされてるから、もう慣れっこか。今後、エリックのホワイトハウス詣でもさらに頻繁になるだろうから山吹色のお菓子だけはたんまり用意しとく事だな。