(原文: Are trade shows dead? My answer might surprise you)
元PC World編集長のHarry MacCrackenが、CESは縮小しつつあると言ってる。今年は22%の縮小だった。
来年はもっと縮小するだろうと予言しておくよ。何故かって? 私は技術系大企業のマーケティング担当者に知り合いが多いんだけど、彼らが来年はブースを縮小する予定だと言っているからね。
その一方で、ショーへの投資は見返りが多かったので今後は投資を増やす、もしくは今回と同程度の投資する、という発言も相当数あった。
というわけで、CESは死に瀕しているという私の発言は間違いだったね。CESが死ぬなんて、はっきり言ってありえない。
もうひとつの方はどうかって? MacWorldは死に至る悪循環の真只中にある。この先2年間のうちにAppleがMacWorldに復帰すると期待している人は、私の知る範囲では誰もいない。IDGはiPhone Worldと言う名でイメチェンして開催するかもしれない。瀕死のMacWorldを救うためにね。今すぐそれが実現したらどうだろうって? 私としてはこれが救いになるかどうかについて確信は持てないね。IDGはよろこんで私と連絡を付け、すごいショーになるよと、その訳を説明してくれるだろうが、Appleや主要ベンダーの撤退により、MacWorldの死は確実なものに見える。
CESでBroadcomのブースを歩き回っていたときにも教訓を得る事が出来た。CESは原点に、すなわち技術系企業とバイヤーとのやりとりの場という原点に返りつつあるんだ。これこそがトレードショーならではのこと、すなわち企業上層部のもとに足を運ぶだけでは味わえないことなんだ。
というわけで、トレードショーがなくなるなんてことはない。明らかな規模縮小が当面は続くとしてもね。ちなみにべガスで乗ったタクシーの運ちゃんは、今年はどのトレードショーも例年に比べて客が減ってると言ってた。べガスは不況に打ちのめされてる(日曜日の空港はガラガラだった。私が始めて足を踏み入れた1980年以降というもの、こんな状況は目にした事が無い)
これはBroadcomのブースで収録した、来年出る次世代携帯電話に使われる予定のチップを紹介しているビデオだよ。見てね。
2009年1月15日木曜日
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