2010年5月10日月曜日

[メモ] 自戒として

It's everything, they say.
The end of a perfect day.
Distant light from across the bay.

Googleには全てがある。だがそれは蜃気楼だ。デジタル化されたものなど現実のほんの上澄みに過ぎない。タイムリーなネタで言うならば「現実の『本の』上澄みに過ぎない」とも取れるわけなんだが、こういった「コンテキストという蜃気楼を蜃気楼にする技術」「意味を越えて意図に達する技術」に関しては、どこを買収すれば手に入るんでしょうかね、Google先生。

20年前の私であれば「人生自体が蜃気楼なんだから全然問題無いっす」とかぬかしていたんだろう。当時の自分を張り倒したくもなるが、同時に、仕方ないかとも思うわけで、やはり、これはどうしようもない事なのだろう。全ては幻と嘯いて達観ぶるのも良いが、幻と呼ぶにはあまりにも重い「記憶」というものを、我々年寄りは背負ってしまった。幻だったはずのものが、重いしがらみとなった。

で、何が言いたいかというと「Googleとは距離を置け」ってことだ。人によっては「Twitterとは距離を置け」ということになるんだろう。目の前にあるものを現実だと思うな。現実はそのむこうにある。どうしてもデジタル化出来ないものが、確かに、現実には存在するのだ。

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