要は「SPAM 大杉。やってらんね」ってことで、John Resig 自身は
Only a bottom-up overhaul of the Google Groups system would be able to fix the problems that every Google Group faces.と、Google Groups が直面している問題を解決するにはボトムアップでシステムの修復をやっていくしかないと述べている。
この「ボトムアップで」というくだりが、私には婉曲的に見える。John Resig は Google Groups のモデレーション機能のアホさ加減やスイスドメインを使った偽装チートの例を槍玉に挙げるに止めているが、Google Groups がメーリングリストベースである以上、どう考えても GMail のスパムフィルタDBを利用出来れば問題の大半は解決出来るはずだからだ。
ということで、この問題の根底にあるのは Google という組織の硬直化であるという結論に至った。Google の各サービスがあたかも縦割り組織のようになってしまい、その結果サービス間の連携がとれなくなっているからこういったことが起こるのではないかということだ。以前、 Google が大企業病に罹患しつつあるというネタをうpしたのだが、本件の様な事例を目にすると、やはりそうだったのかと思わざるを得ない。
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