2009年5月20日水曜日

[メモ] 裁判員制度に反対する

出廷義務に関する過料ひとつ取っても「それって庸? 日本はいつから律令制に戻ったの?」と呆れるしか無いしろもの。

問題点しか見当たらないし、公共心の涵養がこんな「司法の職務放棄」としか言い様のない制度で実現されると考えるのであれば頭悪過ぎ。だいいち「日常感覚や常識といったものを裁判に反映する」ってのは罪刑法定主義の、ひいては法治主義の否定にほかならないだろ。

あ、そうか。これって「これまで、立法権は議会制民主主義を通じて国民が行使するというシナリオのもと法治国家指向で運営して参りましたが、今後徐々に人治国家に移行しまっせ」という方針転換の表明なわけか。

なるほどね。でも、うはw、またファッショかよw

まぁ選出されたら、運が悪かったと思って素直に過料を支払い、出廷を拒否させてもらいますわ。


追記:
「裁判員保険というビジネスが成立するかもしれん。まさかの時に備えるという意味では交通事故と同じだからね」と思ってググってみたら既に同様の事を提唱している方々がけっこうおられる。日本もまだまだ捨てたもんじゃない。

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