2009年4月19日日曜日

[メモ] 窓から投げ捨てろ

幸福というものに重きを置きすぎることが不幸の根源になっている。

幸福かどうかなんて大した事じゃない。幸福かどうかに関わらず我々は生を引き受け、享受したり格闘したりしなければならぬ存在なのだから。嫌ならリセットというのもありなのかもしれないが、どうやら問題の先送りにしかならないようで、そういう意味では九種九牌で流せる麻雀よりはシビアなゲームだと言えよう。

似たような事として、健康を重んずるあまり却って不健康になるというのがある。幸福と健康の両者とも「質的側面が強く、定量的に測定出来ない」「そもそもメトリックがあるんか?」という共通点がある。大概の事柄についても同様の事が言えるんだが、特に幸福というものが我々の生においてまるで銀の弾丸のように万能の尺度としてもてはやされているのを見るにつけ、笑い出さずにはいられない。

ということで「幸福を追求する限り不幸はつきまとう」と考えるのが得策かと存ずる。逆もまた真かどうかは試した事がないのでわからない。

ちなみにココネさんはこういったことに対処するにあたって「最近、少し気楽になる方法を見つけました。あまり気楽になろうとしないことです」(3, p47)という処方箋を出してくれている。

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